#13 2002年12月5日版
ナント!その名も「しもつかれ」
(2002年2月20日掲載、12月5日改訂復活)
そろそろ「しもつかれ」の季節だ。
今年のはじめのことだった、ジェット青葉さんが、以前からシツコク推奨の、「しもつかれ」の写真を送ってきた。ジェット青葉さんは仙台生まれ育ちで東京圏に在住していた。仕事の関係で各地を転々としていたのだが、栃木で、この「しもつかれ」と出合った、とのことである。
なんじゃ、シモツカレ、とは。
うーむむむ、名前も見た目も、すべて奇怪としかいいようがない。が、しかし、すべての料理は、このように土地のひとと言葉によって生まれたと、理解すべきだろう。大衆は多様で奥が深いということ、また大衆食は多様で奥が深いということに、あらためて気づかされる。
とにかく、これが、うまいのだそうだ。食べたことがないから、ジェット青葉さんの言葉とともに、写真を紹介する。
ジェット青葉さんは、この写真を送ってきたのち、トツゼン消息を絶った。「しもつかれ」のせいだろうか?
しかし、「しもつかれ」とは、いやはや、名前の由来を知らないことには、安心できない。でも、材料は、ごくまっとうなものばかり。それを、なぜ、このようにして食べるようになったのか、人間のすることは不思議だ。
栃木郷土料理「しもつかれ」
パッケージです
袋から出してみた・・・・
笠間焼の器に盛付け、
さあ食べよう!
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毎度どうも、ジェットです。さっそくですが、先日栃木で購入した[しもつかれ]の写真送ります。詳しくはわかりませんが、栃木・群馬・茨城地方で、初午のころ作られる郷土料理です。材料は、大根、にんじん、塩引き鮭の頭、節分の豆、酒粕、好みで油揚げ。
材料を、鬼おろしでずたずたにおろし、煮込み、冷えたところを食べます。この時期、栃木のスーパーでは、材料と鬼おろしが売り場に出ます。最近は、あまり作る人が少ないのか、この写真のように、惣菜で出来合いのも売られております。
見栄えは、??のようですが、栃木在住時代に病みつきになりました。ちなみに、ご飯の上にのせて??飯にしようと思いましたが、家人に、食べ物で遊ぶのはやめろといわれました。以上です。
しもつかれを見た、家人の感想。
女房: これ駅のホームにばらまいたら・・・・
目に入れても痛くない娘: ブタみたいないろだぁ〜
愚息: (少したべてみて)うっ、酒臭い
覗き見されている栃木県付近の方々もしいたら、すいません。
でも、これうまいんだなあああああああああ |
そして、ジェット青葉さんは、消息を絶ちました。
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