シジミの事情?人間の事情? (2002年8月29日版) 昨日、北浦和駅近くのダイエー系スーパー、マルエツで買い物をしていたら、青森産と韓国産とロシア産のシジミを並べて売っていた。大げさに言えば、生まれて初めて見る光景だ。 なぜこのようなことになっているのか、しばし考えたふりしてみたがわからない。なんだか気分が落ち着かない。 国産ものの季節はずれということがあるのだろうか。季節はずれなら、シュンを尊ぶ日本人なら食べることはあるまいと思うが。ま、シュンなんか、もはや幻想だし。なんだか夏バテ気味にシジミをくうと、肝臓が元気になった気分になるのだよ。欲しいひともいるのだろう。 韓国じゃシジミの味噌汁たべるだろうか、ロシアじゃシジミの味噌汁たべるだろうか、食べるわきゃないよな。でも、シジミは食べるのか? 知らんなあ。 とにかく、それぞれ買ってきた。 写真、左から、韓国産、青森産、ロシア産。並んでいると、あきらかに違いがわかる。値段も、かなり違う。
この値段の差には、いろいろな意味が含まれていそうだ。 で、別々の汁で試食してみる根性もなく、一緒に砂抜きし、一緒に国際交流的味噌汁にしてしまった。一緒に砂抜きは問題なかった、どれもうまく抜けた。実だけ食べてみると、青森産が一番旨味があって、ロシア産は大味ということはわかった。
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