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『みんなの大衆めし』のページ
瀬尾幸子・料理 遠藤哲夫・文。小学館から2010年6月3日発売、定価1050円(税込み)。


(10年5月30日掲載、7月16日更新)

やっぱり、これだよ。
 


小学館のWebサイト連載「わははめし」の、瀬尾幸子+エンテツのコラボで生れた料理本。

瀬尾さんのレシピは、「食堂めし」「商店街の惣菜」「大人のビンボーめし」で構成され、77点載っている。

大衆食堂や商店街の惣菜屋で長年愛されてきたものを、瀬尾流でアレンジした。大衆めしならではの、ビンボーめしもある。

そして、大衆食堂と商店街の探訪記や、レシピのあいだに散らばる楽しいコラムを、エンテツが書いた。

表紙を開いたあとの大扉をめくったところにある、このイントロを読んでいただけばよいとおもう。

・外部リンク(『みんなの大衆めし』の詳しい紹介があります)
小学館Web「わははめし」…クリック地獄
 
もくじは、こちら
クリック地獄

 

旨そうな本ですね。
どれもこれも食堂の定番なんですけど、
その前に家庭料理なんですね。
もちろん一工夫されてますけど、僕ら世代なら、
普通に食べてたものや、
それを基本にアレンジしたものばかりです。
でも何ちゃらクッキングスクールじゃ教えてくれそうもない、
白飯が似合う、お店だとやや塩分過多な、
働く僕らの昼ご飯、もしくは晩ご飯です。
……50歳代前半男子からいただいたメール。

さっそく「みんなの大衆めし」アマゾンで購入して読みました。
いままでにない視点でおもしろかったです。
白滝のたらこ煮はすぐつくりたくなりました。
瀬尾さんのはすぐつくりたくなるのがよい。
……40歳代男子からいただいたメール。


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タレント、テレビ・レポーターで活躍のかたわら、瀬尾さんの料理助手をしながら料理の勉強をしている、
石川葉子さんのオフィシャルブログ。クリック地獄
「私のお料理の師匠!瀬尾幸子先生の新しい本が発売になりました☆
先生の料理は、簡単で、気取らなくて、美味しくて、ほっとするレシピばかり
飾らない先生の性格が出ているんだなぁ。」
「ちなみに、料理のレシピはもちろんですが、遠藤哲夫先生のコラム、デザイン、写真、すべてが素敵なので、
お料理作れないけど、食いしん坊という方々には最高ですよ」

奥付から著者のプロフィール


瀬尾幸子=料理研究家。東京都北区出身。書道、和裁、酒場巡り、旅、落語、銭湯など趣味多し。『ちゃぶ台ごはん』(小学館)をはじめ、『おつまみ横丁』シリーズ(池田書店)『せおつまみ』(集英社)など、著書も多し。“めしが進むおかず”と“酒が進むつまみ”が得意で、腹の底から湧いてくる「食の欲求」を100%満たしてくれるのが瀬尾さんの料理だ。料理初心者も確実においしく作れる“明解レシピ”に、支持率は今なお上昇中。

遠藤哲夫=フリーライター。新潟県南魚沼市出身。通称エンテツさん。「大衆食堂の詩人」「酒飲み妖怪」の異名を取る。著書は『大衆食堂の研究』、『汁かけめし快食學』(筑摩書房)など。「気どるな、力強くめしをくえ!」を掲げ、大衆食堂や大衆食など、地域と生活の中の食を探索、数々の紙誌で執筆。


 
主な制作スタッフ


取材・構成・編集協力=落語好き、酒好きの佐々木香織さん。瀬尾さんの料理本の多くを手がける。フリーの編集者・ライターとして、多方面で活躍。
デザイン=佐々木さんとエンテツがよく執筆している、京阪神エルマガジン社「ミーツ・リージョナル」などのデザインを手がけている、津村正二さん(ツムラグラフィーク)。
撮影=料理写真は、『おつまみ横丁』など、瀬尾さんの料理写真の多くを手がけてきた、鵜澤昭彦さん。
ほかの写真は、齋藤圭吾さんで、エンテツが執筆した北九州市発行『雲のうえ』5号食堂特集や、最近は『あんこの本』(京阪神エルマガジン社)、あるいは『ku:nel』など、有山達也さんアートディレクションの作品などで活躍。高山なおみ本の写真も好評。
スタイリング=森下久子さん。『おつまみ横丁』など、瀬尾さんのスタイリングの多くを手がけている。
料理助手=テレビ・レポーター、『酒とつまみ』に連載などで活躍の石川葉子さん。

 

エンテツが瀬尾さんと初めて会ったのは、画家の牧野伊三夫さんに誘われ、瀬尾さん主宰の「風呂会」に参加したときだった。それからは、瀬尾さんとは、牧野伊三夫編集長の美術系同人誌『四月と十月』の古墳部活動で旅したり、よく一緒に呑んだりした。

この本のもとになった、小学館のWEBサイトで連載の『わははめし』が09年6月ごろから始まり、初めて瀬尾さんの料理に文章を添える仕事をした。それがまあ、イチオウよかったってことでしょうか、09年の秋ごろから、この本の制作が始まった。

『わははめし』と本書は、方向性はおなじだけど、コンセプトは大きく変わって、エンテツの文章は全部あらたに書いた。


関連リンク

・ブログ版
牧野さんに誘われ瀬尾さん主宰の「風呂会」に初参加。
2006/04/26「横須賀風呂会泥酔鎌倉泊熱海よれよれ中野の夜」
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・当サイト
小学館WEBで連載中の「わははめし」に書いたエンテツの文章はこちら…クリック地獄
瀬尾さんも参加する古墳部、『四月と十月』関係のページ(エンテツは「理解フノー」を連載中)…クリック地獄


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