稲刈り寸前
魚沼コシヒカリ風景
in 南魚沼


(04年9月14日版)


この景色は、ガキのころから何度も見ているのだが、1961年秋以来、何十年ぶりかで見る。感動。

稲が穂をつけ、刈り入れ寸前になると、このように盆地の景色が、黄色いじゅうたんをひいたように変わる。風が吹くと、稲穂がゆれ、その表面の陰影と輝きが変化する。いつでも見られるわけじゃない、この時期しか見られない。中学の同級生の久保田俊介さんが送ってくれた。ありがとう、ありがとう。

おれの故郷は、『汁かけめし快食學』にも書いたが新潟県南魚沼郡六日町。まもなく六日町と北隣の大和町が合併して「南魚沼市」になる。魚沼コシヒカリ発祥の地といわれる。

その六日町に坂戸山という標高は600数十メートル、一等三角点の眺望絶佳の山がある。そこに登ると、この景色が見られるのだ。中央の川は、魚野川。正面奥、雲がかかっているあたりが、苗場山。その左、雲のなかに谷川連峰が連なる。六日町の中心部は写真右手になる。

ワザワザでもよい行って、実際にごらんいただきたいなあ。六日町には、かけ流しアタリマエの温泉もあって、もちろん、ちょっと都会じゃ食べられないコシヒカリもタラフク食べられる。

そうだ、いますぐ、六日町観光協会に電話して、このサイトで見た! というと、温泉旅館代が安くなる! ということは、ない。

だいたいね、この地の育ちのおれだって、自慢じゃないが、貧乏だからね、ここでとれたコシヒカリを埼玉の浦和のウチでは口にすることはないのだ。高嶺?高値?の花。

ってことで、ここに、みなさまに、せめて目で満腹いただくためにも、魚沼コシヒカリ風景と関連するサイトを紹介するしだいであります。

六日町の「宇津野」で生まれたコシヒカリの誕生秘話。「ひかりの故郷−コシヒカリ共和国」……クリック地獄



写真上。おれが2002年春、4月上旬に40年ぶりに坂戸山の頂上に立ち、おなじ方角を撮影したもの。まだ田植えの準備も始まってない。
で、これから1,2か月あとの田植え風景は、こちらにありますよ。当サイト……クリック地獄
坂戸山については、おれがシミジミ熱く書いている、当サイト「坂戸山」……クリック地獄
当サイト「故郷という六日町」……クリック地獄


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