■2日目
まず、写真を見て2

「ニッポンのめし」考
写真を見て1



1日目 まず、写真を見て

(2004年7月17日)

前からやりたかったのだが、とくに資料が足りなさすぎてなかなかやれなかった。
ところが、ここのところ、ナントナク、手を付けられるていどには集まったので、とにかく始めてみよう。というわけである。

このサイトとblog「ザ大衆食つまみぐい」とを使いながらやることになると思うし、例によって構想などなく思いつきで始めるのだから、紆余曲折停滞休憩ゴロゴロノロノロハレハレあると思うが、よろしくお付き合い願いたい。きっと得する話になるハズである。

まず、見てもらいたいのが、この3枚の写真だ。

写真1

↑写真1、↓写真2。

これは、6月上旬、おれの関西の愛人人妻、若い母親からメールで送っていただいた、子供(小学生、低学年。おれの子じゃねえぞ)の給食の写真である。

メールの内容は、こうだ。
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給食食ってきました。
行くのダルダルだったけど、金払ったしまぁ行くかみたいな。
色々あって行かなきゃ良かったと後悔したけど。

今年は写真撮ってきたよーん。

未だにアルマイトですよ。
来年くらいから強化磁器になるとかならんとか。

メニューは
 ・ごはん
 ・牛乳
 ・マーボー茄子
 ・かき玉汁
 ・冷凍みかん
でした。

で、二枚目のはハッピーキャロットって言って
全校で2人にだけ当たるというハート型のニンジンです。
偶然にも当たりまして、年甲斐もなく大喜びしてしまったわさ。
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この写真1と、このメールだけでも、「ニッポンのめし」を考えるうえで役にたつのだが、注目すべきは写真2である。ご本人は、「全校で2人にだけ当たるというハート型のニンジンです。偶然にも当たりまして、年甲斐もなく大喜びしてしまったわさ」とよろこんで撮影したものだが、これが偶然とはいえ、めったに手に入らない貴重な資料なのだ。よくぞ撮った!

写真2

そして、↓写真3は。おなじ6月の撮影。おれが故郷の六日町へ泥酔紀行したとき、よく泊まっている大好きなホテル宮又の朝食である。

おかずは、味付け海苔、冷奴、ハムエッグ、たらこ2切れ、キュウリの漬物。そして、わかめの味噌汁。

写真3

この3枚の写真と母親のメールから、ニッポンのめしについて、なにが見えるだろうか、なにがいえるだろうか。

おれ自身考えたいことがあるし、一緒に考えていけたらと思う。
もし気がついたことがあったら、なんでもいいから、気軽にメールをいただきたい。ed_meshi@yahoo.co.jp

本日は、ここまで。うへーっ、暑くて、冷房のない貧乏食通研究所では、ながく書いていられない。ケツの下の畳が、汗でじょたじょた。


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