「軽飲食」に注目!

林家(はやしや)

新宿区大久保二丁目バス停前

(05年8月13日掲載)

外観の写真は紙焼スキャンでありまして、96年の晩秋から97年の冬のあいだに撮ったものと思われる。いまは、コカコーラの広告入りの看板はとりはずされ、その位置の壁中央に家紋と林家を、白背景に黒文字でシンプルに仕上げてある。また、前面右側、右端のサンプルウィンドーは残っているが、その隣のガラスに赤い文字がならぶ、「あべ川」や「あんみつ」「ところてん」などを売っていた窓は壁になった。

下の店内は、8月11日の撮影。初めて入った90年ごろと、金魚の水槽まで、ほとんど変わっていない。それから、2回、今回で4回目のはずだ。

もともと人びとは「軽さ」にあこがれるのか? それとも重い敗戦戦後をくぐりぬけ経済復興から成長へとむかった人びとのココロが、軽くウキウキしていたのか。氷水やあんみつを食べながら、アメリカンポップスを口ずさむ青春もあった。「軽音楽」という言葉が「ハイカラ」なイメージだった時代、「ハイカラ」な甘味喫茶系あるいは軽食喫茶系の「軽」食堂が街にたくさんあった。

(詳細後送。とりあえず12日のブログ日記に簡単に書いた……クリック地獄





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