ザ大衆食トップブログ版日記


断固オススメ、不屈のめし。
やってみたものは、
うまいうまいと誰もがいう。


食欲がないときでもごはんがすすむ。これで、ガツンと食べ、暑い夏をのりきろう。
酒のつまみにもいいよ。


ナント、週刊朝日2006年2月24日号に、この「ゲロめし」とおれが登場。クリック地獄



(2002年5月8日記、7月7日改訂)

一気にかき混ぜてできあがり!

ゲロめし

昨年の夏、このサイトで紹介して話題になったぶっかけめしがある。そろそろまた、これがやりたくなる季節だ。もっともおれは冬でもやっているし、冬には豆腐ではなくて、とろろいもを使う。しかし、やはり暑くなると、これが食べたくなるし、ビールのつまみにも適だし、なんといってもガツンとくるから夏バテ防止と回復には最高だ。

ってことで、まずは昨年の夏の記事を紹介しよう。

ちょっとまて、いまこのクソ暑いさなかのオススメぶっかけめし。暑ければ暑いほど、ますます野生の力が湧く、なかなかシャレものの逸品。

トウフとナットウと生タマゴをグチャグチャにまぜます。トウフは軽く水切りをしておくとよいでしょう。味付けはショウユです。これをめしにかけて食べる。基本形は、これだけです。(注、寒くなったら、豆腐をとろろいもに変える。夏でもとろろいもはあるが、季節のものじゃないし)

ここにネギやオオバやオクラやパセリをきざんでかけると、さらにグッドです。ゴマ油をちょっとたらしたり、トウガラシをかけたり、お好みと想像力しだい。ビールのつまみにも最高。大皿にもれば、サラダの気分。

とにかく、うまくてうまくて、ガンガンめしが食べられますよ。太りすぎを気にしているひとは、めしを少なめにして豆腐や納豆を多めにしましょう。では、やってみよう。


こうサイトに紹介したら、反応がたくさんあって、似たようなことをやっているひとがけっこういたり、初めてやったけどうまい!ってひともけっこういたりだった。

なかでも最高の傑作は、このぶっかけめし、じつは名前がなかったのだが、長崎県佐世保市民のマイケル・フランシスコ・中嶋さんからメールで、このめしは「ゲロ飯」と呼んで愛食しているとのメールがあったことだ。冗談ではなく、礼儀正しくマジの話である。ニンニク醤油で味を付けると更によい、ともあった。

そもそも食べ物や名前に偏見や優劣観を持たないひとこそ、上品で正しい。みごとな「容赦なきネーミング」。まさしくゲロのように見えるのだが、そう呼びながら食べる「容赦なき胃袋」に感服。よって、おれは、このぶっかけめしを全世界で「ゲロ飯」と呼ぶよう、厳かに宣言した。

こうして自虐も加虐も超越する、すばらしい力強い名前がついたのである。めでたし。

この名づけ親の中嶋さんとは、これが縁で男の交際が始まり、すなわち、このサイトのほかのところに寄稿いただいているナカ☆さんとは、この方である。

では、肉体だけではなく、弱った精神を鍛えるためにも、ゲロ飯をガツンガツン食べましょう。


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