ザ大衆食トップブログ版日記


エンテツの自戒や備忘のためのメモ。

毎日のようにブログを書いているが、書いているそばから忘れてしまう。ときどき、なにかの拍子に以前に書いたものを見て、エッこんなことを書いていたのかと思うことがある。そんなことや、そんなことがないように、ここにメモしておきたい。メモして、そしてまた忘れるかもしれないが。



2008/05/18
「町感」、いい加減、いいねえ。

立川直樹 池波正太郎は嫌いじゃないけど、なんか文豪感ってあるじゃない。町の人とは、ちょっと違う。

森永博志 どっか高踏ですね。僕ら、もっと「町感」がないとダメなんだね。それも日本橋とか深川とか根津じゃなくて、もっといい加減な町が好きなのね。蒲田とかね。

2007/12/01
グルメの、うすら寒い風景

大衆食堂では、たいがいのフツウの客は、みな詩人だろうと思う。

グルメや食べ歩きというのは、もっと自身を豊かにするためではないのか。自分を耕すためではないのか。自慢したり偉そうにするためではないだろう。大衆的な飲食にあっては、とくにそうであるはずだ。

食べることを、ひとや文化の優劣をつけることに利用する。うすら寒い景色だ。自分の優越感のために、飲食をやりたいなら、大衆的な飲食ではなく、世界中のミシュランの星を食べ歩くことでもしているべきだろう。

2006/07/26
「そこにいる」視線と「チェック屋」の視線

どうも、こういうのを見ていると思うのだが、「そこにいる」という視線が自然でいいね。おれのようなものは、「専門家」気取りでチェックする視線になりがちだから気をつけなくてはいけないな。

どうしても自分の文章が活字になって本になったりすると、それだけでも、おれはそのへんの平民どもと違う正しいチェック屋なのだ伝道者なのだ味覚人なのだ文化人なのだ、評論するはワレにあり!ってことになりやすいからな、人のケチばかりつけていないで気をつけなくては。

しかし、「チェック屋」の視線のほうが喜ばれ本が売れる可能性が高いのだから、むずかしい。


地位向上委員会