セドローさんのスペシャルレポート
公洋軒

「ハムヨウケン」と呼んで早稲田大学の少数?の学生が愛した。



(05年7月22日記)

残念ながら、閉店しました。


(03年7月28日記)

おおっ!ついに、公洋軒の写真が登場だ。例によって、早稲田の古書店<古書現世>のセドローさんがレポートしてくれた。ありがとうございますッ! この早稲田正門近くのへんには、ほかにも食堂があって、セドローさんの写真つきレポートが届いている、近日中に掲載します。>>>遅くなったけど、掲載しました。


ちわっ!セドローです。
先ほどデジカメを借りまして、早稲田の食堂をパシャパシャ撮ってきました。「ハム洋軒」は中の写真つきです。
創業は昭和30年ごろだとかで、もう40年ほどやってらっしゃるそう。

写真のカレーはカツカレー600円です。ルーの下にご飯とキャベツのせん切りが。
これまた、普通においしいです。ちょっとボリューム無いんですけど。

公洋軒

暖簾は「日変わり定食の店 公洋軒」とあって、
「本日のサービスメニュー」のサインが立っているが、
いつ見ても「ロースカツ、ヤッコ、ライス、ミソ汁 650円」なのだそうだ。

公洋軒のカツカレー

うまそう600円カツカレー。
セドローさんは「ちょっとボリューム無いんですけど」といっているが、
なにしろセドローさんは並以上のボリュームのひとである。


公洋軒のメニュー

ああ! 素晴らしい! 公洋軒。


コリャ、早稲田の学生達、とくに男たち、
こういう食堂でめしくって人間を鍛えろよ。




(03年5月25日記)

下のセドローさんの公洋軒レポートをごらんになっためりいさん(早大卒業生と思われる男性だよ)から、つぎのようなメールがあった。

おお、「公洋軒」が!!

健在だったのですね。
しかし、おじちゃんおばちゃんが、おじいちゃんおばあちゃんに・・・・
時は残酷なものです(涙)。

そう、大衆食堂は「うますぎては」いけないのです。
まずくはないが、ごくふつう。
これこそが正しい大衆食堂かと存じます。
そういう意味で、ハム洋軒は、よい店でございます。

ぜひお出かけください。
そしてご賞味ください。
ハムカツを。もしその日、あれば・・・・


「そう、大衆食堂は「うますぎては」いけないのです。
まずくはないが、ごくふつう。
これこそが正しい大衆食堂かと存じます。」
というくだりは名言だと思うね。よって、ここに掲載。めりいさんありがとう。



(03年5月19日記)

うれしいね、やっと公洋軒を載せられる。

早稲田大学が「名門」かどうかは知らないが、ここ公洋軒は早稲田大学の正門そばにあって、「いかがわしいジャンクな大衆食堂の名門」にちがいない。当サイトのリンク先の名門サイト「文化人類学的ネコまんま研究室」「こーむ員」のめりいさんは、ここを「ハムヨウケン」と呼んで親しんでいた。こちらを、ご覧いただきたいのクリック地獄

で、ま、とにかくセドドー、じゃない、早稲田の名門古本屋の名門二代目セドローさんから、まず次のようなメールがあった。


お久しぶりです、セドローです。

で、ですね。前にエンドーさん「公洋軒」て店についてなんか書いてましたよね。
僕、よく知らなかったのですが昨日偶然気づきました。大学正門のそばですよね。
ものすごくいい感じの暖簾がかかっておりました。
黒板付きの看板にランチメニューが汚く書いてありました。
今日行ってみようかなー。



おれは、ただちに「突撃」と「報告」の命令をくだした。
すると、行った・入った・食べた、のメールが本日、届いた。おれは喜び興奮し、これをただちに、こうやって掲載する。


こんにちは、セドローです。

行ってきました!公洋軒。
暖簾に「日替わり定食の店」とあります。
店内は殺風景。水槽、テレビ以外はなにも無いって感じです。
お店の夫婦はかなりの年だと思われ。
一緒に行った本屋さんは「サバ味噌煮定食」650円と目玉焼き、
僕はスペシャルランチ(チキンカツ、味噌汁に生卵!)650円を。
サバ味噌は濃い色でした。大きかった。目玉焼きは妙にいい匂いさせてました。両目の目玉焼きでした。
僕のランチは、まあ普通でした。普通においしい。
味噌汁がうまかったす。大根の。

おばあさんがテレビ見て「ワハハ」と笑うのがステキでした。
12時ピッタリに行ったのですが、土曜日とはいえ帰った1時まで来客ゼロ!

正直、ご夫婦の年や状況を考えるといつ無くなっても、という感じです。
遠藤さんも早く行かれたほうがいいかも。

それではっ!


おれもなるべく早く行って、写真を撮ってきます! しかし、やっぱ、古本屋は古食堂を見る目もあるようじゃな。これからもジャンクな食堂のルポを、お願いします。


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