友がいて故郷

クボシュンのこだわり六日町


六日町在住のクボシュンとおれは昭和18年生まれ。
六日町小中学校の同級生。
ガキの頃から頑固ジジイみたいなやつだった。
いまじゃ本当にジジイになって頑固だが、
すこし軟らかくなった、でも頑固だ。
自分の畑でつくった蕎麦で
蕎麦を打ったり、なかなか多趣味である。
その彼が、しばしば、いやシツコク、口にするのが、
六万騎山のカタクリだ。
なるほど、頑固者がシツコク言うだけあって、
なかなか見事な群生である。


六万騎山、
名前は城址だから、勇ましいが、平凡な低山。
新潟県六日町、上越線五日町駅下車、
徒歩約20分。

駅前から、なにもない、山里の農村を、
のんびり味わうのもよい。



写真カタクリ=クボシュン


五日町駅前=エンテツ

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