| 東京・杉並区、ＪＲ中央線荻窪駅ホームから見た<大衆食堂 三番> （1995年ごろの記録。2002年4月30日掲載）   立地からすれば駅前食堂だし、駅前にこういう食堂があるとうれしい。小鍋立てもあったりメニューが豊富で、いつも賑わっていた。 ゆっくり晩酌をやってくつろぐ職人風や金縁メガネの会社幹部風もいれば、さっさと食べて出て行く若者、おしゃべりのとまらないガイジンのペアなど、さまざまな人たちが、それぞれの「めし」をしていた。 すぐ近くに移転し、ここはなくなった。電話番号が、０００３だったのだが、いまでもそうなのだろうか。とにかく戦後から高度成長期の大衆食堂全盛時代の、粗末だが力強いたたずまいである。 店内に神棚があった。4人がけテーブル10。  とんかつ定食800円、湯とうふ定食750円、しょうが焼き定食750円、あじフライ定食700円、野菜イタメ定食700円、さば味噌煮定食700円、天ぷら定食700円。イワシヤキ２尾150円、ナットー150円、キウリモミ150円、梅干120円、玉子60円、目玉焼き250円、みそ汁150円、ライス200円、同大300円、同小140円。ビール500円、清酒350円。 |