ああ、1996年3月11日の大衆食の会通信

2月23日の竹屋食堂の大衆食の会は、前回の通信のとおり朝日新聞大阪学芸部の取材があって、その掲載紙が到着したので、腐らないうちに、お届けします

●W辺さんにいわせると、朝日新聞だけは「天下の朝日新聞」といわなくてはならないそうですが、コレだけは「天下の」ではなく「おれたちの」といってもよいでしょう。ここには「朝日の人」がつくったというより「ガード下でメシくう人」がつくったという感じがあって、いいなー。おれたち下世話な大衆食の会の雰囲気がでていて、おもしろいし、ただならぬパワーを感じさせるではありませんか。これはもう、この漫画そのものが大衆食堂的だし、つまりは大衆食の会は漫画的なのだと

●こんなイカガワシイことを朝日新聞でやっている記者のKさんと漫画のMさんに、感謝もこめながら激励の大拍手をおくりましょう●そうだ、みんな、KさんとMさんに、なんか言ってあげましょうね。

■当日■遠藤とKさんとMさんは、早めに竹屋で会い基本的な取材をすます予定だったのです。しかし、お仕事の都合で、お二人は遅れてしまった。ここまではよくあることで、予定の内です。ところが、遠藤が一人で待っていると、登場したのが、久し振りに参加の「K田さん」だったのです●遠藤のアタマは、不吉な予感でグラグラした

●K田さんは、座ると、オシトカヤカニ「あのーホッピーを」なんて頼んだ。そこまではよかった。ところが、遠藤が、フトみると、彼女はあの竹屋の大ジョッキのホッピーをグビグビッ…と。アッ、もっとゆっくり、などという間はない。あとは…。こうなったら遠藤も早く酔わなくてはソン。二人は、Kさんがあらわれたころには、ただのヨッパライ

●Kさん……会の目的は? 遠藤─エッーと、無いです。もうほとんど、まともにこたえられない。上を通る電車の音より、K田さんの声の方がウルサイ。「K田!黙れ!」と取材が始まったのです

●K田……つぎの大衆食の会のたよりには私のことを書くでしょう、ゼッタイ書くわよネ。遠藤……モチロン書きますよ●K田……遠藤さんのあれには、竹屋はみんな声がデカイって書いてあったのに、ひとつもデカクナイじゃない。一同沈黙(アンタがデカスギなんだ)●K田、K良さんにむかって……アンタ、このあいだ国立の駅で私から逃げたでしょう。K良……いや、そんなことありませんよ(タジタジと受け身)。K田……いや、ゼッタイに逃げた。遠藤(こころの中で)K良さんは逃げたにちがいない、逃げてトウゼン●K田……私の話をちゃんときいてくれるのはM岡さんだけよ。M岡さんは来ないの?●M岡さ〜ん■詳報次回。請御期待■遠藤はいま大繁忙+義父の手術でWWドタバタ。これも秩父からの発送。次の「食堂に集合」は4月の予定。

大衆食の会