発展途上地域にうまい店は生まれる、埼玉県草加市新田の<チャイナグルメ>
(2002年9月11日記)
来日10年そこそこの中国人の店。
上野駅地下の食堂<グラミ>の常連たちが、「新田のチャイナグルメの料理、とくに坦々麺はうまい」というので、7月16日、一緒に食べに行った。
しかし、「新田」とは、なんという名だ。埼玉県草加市東武伊勢崎線にある駅だが、いかにも「未開地」という感じでいいじゃないか。以前からそうだけど、かつては西郊の町田市とか発展途上の地域に、ま、場所代の関係だろう、中国人が中華料理屋を開店し、これが都心的に洗練されたいいかげんな味ではなくて、ガツンガツンうまかった。そういうこともあるからと、期待して行った。
期待は、まったく、裏切られなかった。
場所は新田駅の西側に出ると、商店街といったものはなく、ただ自転車置き場がズラリあって、すぐその先ビルの2階にあるのが見える。
一行5人は、バババババといろいろ頼んだ。そして、中国酒を飲んだ。そして、最後に、この真っ赤な坦々麺。もうそうとう食べているはずなのに、どんどん食べられるのだった。辛さは調節してもらえる。ガツンガツンガツン。都心的洗練におかされてない、ネイティブな味わいの、いい味だ。
ここのマダム?オバサン?日本語かなり上手に話して熱心、そして愉快。
埼玉県草加市新田駅西口直進徒歩30秒。
tel 41-1167
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